現職中村氏、無投票で3選 紀の川市長選

万歳で喜びを爆発させる中村氏(中央)
万歳で喜びを爆発させる中村氏(中央)

 任期満了に伴う紀の川市長選、市議選(定数22)は10日告示された。市長選は同日午後5時の時点で、立候補者が中村愼司氏(71)=現職=のみだったため、無投票で当選が決まった。3選を果たした中村氏は「必ずや3期目には市の大きな難題の解決を実現すべくやっていきたい」と意欲を語った。 

 午後5時、無投票の知らせが打田の選挙事務所に届くと、詰め掛けた大勢の支持者から大きな拍手が湧き起こった。数分後、中村氏が事務所に姿を現し、笑みを浮かべながら支持者らと握手を交わした。

 高田亮平後援会長が「市民の皆さんの後援のおかげです。これからも皆さんのご協力をよろしくお願い申し上げます」とあいさつ。中村氏は事務所前に設置されたステージで、喜久子夫人や駆け付けた国会議員らと一緒に万歳で喜びを爆発させた。

 中村氏は「これは私にとって夢のようなこと」と無投票当選にふれ、「この3期目が市にとってどれほど大事であるかと思う時に、責任を痛感している。しかし当選させていただいた以上は『住んでよかった』と言われる紀の川市づくりに、市議会や市民の皆さん方と一緒になって頑張っていきたい。いろいろと山積している問題について、必ず目的に向かって一生懸命努力します」と語った。

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