お年寄り1780人の力作ずらり 25日までビッグ愛
来年のえと「うま」の作品などが並んだ
県内の老人福祉施設と介護保険施設の利用者が制作した絵画・手芸・工芸・書道作品を展示する「ふれあい作品展」が25日まで、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれている。県社会福祉協議会主催。
ことしで6回目を迎え、県内116施設が出展。50代から100代の出展者1780人、945作品(共同作品含む)が並んでいる。
来年のえと「うま」や紀の国わかやま国体・大会のマスコット「きいちゃん」、世界遺産に登録された「富士山」をテーマにしたものが多く、紙を丸めて貼り合わせ立体感を出したり、パッチワークをつなげたり、趣向を凝らしている。
初日は出展者らも会場に訪れており、他の施設の出展作品を見て回り「きれいやなぁ」と目を細めていた。同協議会地域福祉部の中西恭嗣副部長(60)は「年々、作品が高度になってきている。施設の利用者の人たちが心を込めて作った作品をたくさんの人に見てもらえれば」と話していた。
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