ファイヤーソウルV 小学タグラグビー和歌山県予選

近畿大会に出場するFソウル(前列)とオールスターズ
近畿大会に出場するFソウル(前列)とオールスターズ

 サントリーカップ第10回全国小学生タグラグビー選手権大会県予選大会が24日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で開かれ、貴志南小のファイヤーソウルが優勝した。決勝はオールスターズEXとの同校対決となったが、序盤から積極的な攻撃でファイヤーソウルがトライ(1得点)を挙げ、6―0で快勝した。両チームは1月19日に大阪・鶴見緑地球技場で開催される近畿ブロック予選大会に出場。全国切符を目指し活躍が期待される。しんぽう写真館はこちらから

 県予選には和歌山市だけでなく、有田市や田辺市、白浜町から4年生以上の児童で編成した9チームが参加。予選プール戦から始まり、各上位2チームが決勝トーナメントで激突した。

 試合は7分ハーフで行われ、選手たちは左右の腰に着けたタグを相手に取られないようにしながら、パスをつなぎトライを狙って元気いっぱいだった(ルール=タグを奪われると前進を止め、パスする)。

 予選から準決勝まで、ともに全勝で勝ち上がってきたファイヤーソウルとオールスターズEXの決勝は、正確なパスとスピードを生かした攻撃を展開したファイヤーソウルが鎌倉、遠藤が2トライ、オクンボ、薪先が1トライを挙げ、着実に得点を重ね、相手の反撃を許さず完封勝ちで、栄冠に花を添えた。

 3位決定戦も貴志南小のウルトラマヨネーズが制し、上位を同校勢が独占する力強さを発揮した。

 ファイヤーソウルの松田主将は「みんなで全力を尽くして優勝することができた。近畿でも全国大会を目標に頑張る」と意欲をみせた。優勝、準優勝メンバーは次の皆さん。

 《ファイヤーソウル》コーチ=土井雅史、宮本眞喜▽主将=松田尉吹▽選手=寅本啓斗、鎌倉生昇、オクンボレニー、薪先渚、中谷亘、六車樹、遠藤史也

 《オールスターズEX》コーチ=土井雅史、東秀治▽選手=谷畑竜久、梅林昴流、松岡佑汰、坂本宗次郎、武居浩大、仲尾琉久、石井聖一郎、中村翼、松田一生城、中川竜輝

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