わかやま新報杯 第4回ソフト大会が開幕

家族への感謝と全力プレーを誓う畠中主将
家族への感謝と全力プレーを誓う畠中主将

 第4回わかやま新報杯ソフトボール大会(津村周大会委員長)が24日、和歌山市のせせらぎ運動公園を主会場に開幕、県内外から参加した25チームの熱戦が繰り広げられた。前回優勝の榎本林業、準優勝の和歌山ヤンキースが、ともに初戦で敗れる波乱含みのスタートとなった混戦を制し、ベスト4には第1回大会のチャンピオン楠見西SCをはじめ高松SC、県庁、奈良から駆け付けたオール上牧が名乗りを上げた。準決勝、決勝は12月1日、加太球場でプレーボール。しんぽう写真館はこちらから

 前回より1チーム増え、25チームの精鋭が顔をそろえた開会式で、大会委員長の本社・津村代表取締役社長は、準備・運営に携わった愛好会メンバーへの感謝を交え、けがなく素晴らしい大会になるよう、選手たちの健闘に期待を込めた。

 激励に訪れた和歌山市ソフトボール協会会長の長坂隆司県議は、2年後の紀の国わかやま国体へ機運を高め、県代表チームへの支えとなるしびれるようなプレーを願った。

 選手宣誓を務めた高松SCの畠中良太主将は「家族の協力に感謝し、素晴らしい仲間と支え合い、良きライバルとしのぎを削り、全力プレーでソフトを楽しみ、大会を盛り上げる」と誓い、激戦の火ぶたが切られた。

 試合は同運動公園の他、5会場で行われた。準々決勝までの21試合で、グレートSCの37得点を最高に10得点以上が12試合と、乱打戦も多かった。ベスト4では3試合でオール上牧が43得点、高松SCが37得点、県庁が32得点、楠見西が28得点とそれぞれの打線も注目される。オール上牧は猛打だけでなく1、2回戦を完封するなど攻守のまとまりも抜群で、地元勢との対戦が楽しみ。

 ◇1回戦=高松SC17―8中之島ビンテージ▽名草ダンディーズ9―5ドエンサス▽グレイトSC37―2ブルーオーシャンズ▽オール上牧17―0和歌山教員▽県庁7―5貴志SC▽古屋16―0和歌山フェローズ▽楠見西SC8―5マスターズ弁慶▽フラッシュミックス6―4シカゴホーネッツ▽宮前球遊C14―0福島SC

 ◇2回戦=高松SC6―1榎本林業▽名草ダンディーズ12―9ヤンキース16▽和歌山レジェンド4―1グレイトSC▽オール上牧18―0城北SC▽県庁14―9和歌山ヤンキース▽古屋4―0直川SC▽楠見西SC6―4オールスターズ▽フラッシュミックス15―6宮前球遊C

 ◇準々決勝=高松SC14―12名草ダンディーズ▽オール上牧8―7和歌山レジェンド▽県庁11―4古屋▽楠見西14―2フラッシュミックス

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧