迫力の大合唱 和歌山県文で第九コンサート

歓喜の歌の絶妙なハーモニーがホールに響き渡った
歓喜の歌の絶妙なハーモニーがホールに響き渡った

 一年を締めくくる毎年恒例の合唱演奏会「第九」が15日、和歌山市小松原通の県民文化会館で開かれ、迫力の大合唱で集まった約1000人を魅了した。

 県第九の会が主催。ことしで41回目。指揮は、国内外で活躍する初登場の岩村力さん。出演は、この日に向け夏から練習を積み重ねてきた市民ら男女約110人の県第九合唱団(山本光子団長)と京都市交響楽団など。クライマックスの「歓喜の歌」では、団員らが、歌声を合わせて楽団の演奏と一つになり絶妙のハーモニーがホールに響き渡った。

 演奏が終わると、会場からは「ブラボー」という称賛の声や鳴りやまない温かい拍手が送られた。友人の応援に来たという同市秋月の会社員、藤本早紀さん(24)は「初めて鑑賞しましたが、迫力に圧倒されるほど素晴らしい演奏会でした」とにっこり。

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