迫力の黒潮躍虎太鼓 雑賀崎小でワークショップ

体験する子どもたち
体験する子どもたち

 和歌山市西浜の雑賀崎小学校(豊田眞知子校長)で23日、黒潮躍虎太鼓保存会(宇治田良一組頭)が「子ども和太鼓ワークショップ」を開いた。小学生と雑賀崎幼稚園の園児、地域住民らが集まり、大迫力の和太鼓演奏を楽しんだ。

 真舟芸術振興基金事業の一環でことしで5年目。保存会のメンバーが「躍虎」、「黒潮」などアンコールを含め5曲を披露。演奏後は、小学生に和太鼓を指導した。甲冑を身に着けた孫市の会のメンバーも登場し、「雑賀孫市」を紹介した。

 宇治田組頭は「行くところによって毎回雰囲気が違うので楽しみにしている。雑賀崎の子どもたちはノリが良く、楽しんでもらえたと思う」、4年生の松本太陽君(10)は「演奏はとても迫力があってすごかった。たたいてみると(授業で取り組んだ)古タイヤ太鼓よりも音が大きくて楽しかった」と話した。

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