本紙杯・市長旗争奪日曜野球 春季大会が開幕


東北へのエールを込めリョウズ・蒲主将が宣誓

わかやま新報杯・和歌山市長旗争奪第46回和歌山日曜野球春季大会(大道眸運営委員長)が23日、紀三井寺公園野球場で開幕。4カ月に及ぶ32チームの熱い戦いがスタートした。開会式の選手入場では、子どもや女性がプラカードを手に一緒に行進、アットホームな雰囲気が球場にあふれた。注目の選手宣誓は、リョウズの蒲和輝主将が行い、東日本大震災から復興を目指す東北へエールを込め「フェアプレー」を誓った。

黒潮国体(昭和46年)よりもひと足早く、昭和43年に第1回大会を開いた日曜野球の46年目のシーズン始まりを告げる春季大会には、ジョッキーズとLegendsの新加入2チームを含む32チームが参加。

開会式には、門博文代議士らが駆け付け、全チームの元気な入場行進で幕を開けた。本紙・津村周代表取締役社長は「ワンプレーワンプレーに全力を尽くし、記憶に残るプレーに期待する」と激励した。

選手代表の蒲主将は「復興途中の東北を、私たちのプレーで励ませられるように、フェアプレーで頑張る」と言葉をかみしめながらはつらつと宣誓した。

入場行進に参加した子どもや女性には、恒例のお菓子がプレゼントされ、みんな大喜びだった。始球式は副会長の宇治田清治和歌山市議が務め、熱戦の火ぶたが切られた。

大会は敗者復活戦を含め、全てトーナメントで49試合が行われる。決勝は6月1日に、市民球場でプレーボール。

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