4月1日、和歌山市役所にコンビニ開店

店内で買い物をする大橋市長
店内で買い物をする大橋市長

 和歌山市役所本庁舎1階に1日、県内の自治体庁舎内で初めてのコンビニエンスストア「サークルKミニ和歌山市役所店」が開店する。通常営業に先立ち3月31日、オープニングセレモニーと2時間限定の先行営業が行われた。市民や市職員、和歌山城周辺を訪れる観光客らの利便性が高まると期待されている。

 市職員厚生課と㈱サークルKサンクスによると、正面玄関付近に従来あった売店スペース(10平方㍍)を拡張し、約70平方㍍の店舗となっている。コンパクトな店内に弁当や人気のデザートなどの飲食品(酒類除く)、新聞、雑誌、文具など約800品目が並び、切手、印紙、県証紙の販売も継続。地域商品として、たま駅長やきいちゃん、まごりんのキャラクターグッズも取り扱っている。

 庁舎外側にも出入口を設けているのは全国でも珍しく、閉庁日の土・日曜、祝日も無休で営業。開店時間は午前7時半~午後9時。庁舎内の出入口は閉庁時間は閉鎖される。

 セレモニーでは、同社の齋藤泰壽取締役運営本部長が「市職員、市民、観光客に利便性を提供できる絶好のロケーション。愛される店作りに努めたい」とあいさつし、大橋建一市長は「より気軽に入りやすい市役所になるとうれしく思っている」と述べた。

 テープカットの後、大橋市長が来店第一号となり、和歌山ラーメンのカップ麺などを購入した。先行営業が始まると多くの来庁者や市職員で店内はにぎわい、レジの前に行列ができていた。

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