新入生に「黄色いワッペン」 保険4社が贈呈

黄色いワッペンを付けてもらう石原君㊨と平澤さん
黄色いワッペンを付けてもらう石原君㊨と平澤さん

 和歌山市内の新入児童の交通安全を願って、県内に支社・支店を持つ銀行と保険会社4社が7日、交通事故傷害保険付きの「黄色いワッペン」を贈呈した。

 ㈱みずほフィナンシャルグループ、㈱損害保険ジャパン、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険㈱の4社が昭和40年から全国で実施している事業で、ことしで50回目。ワッペン着用の児童が交通事故に遭った場合、最高50万円の保険金が支払われる。ことしは全国約112万人の新1年生に贈られ、和歌山市内は3076人分となる。

 市役所で贈呈式が行われ、みずほ銀行和歌山支店の長谷川裕高支店長と明治安田生命和歌山支社の牧野伸二支社長が、新1年生代表で市立鳴滝小学校に入学する石原大智君(6)、平澤葵月沙さん(6)の肩にワッペンを付けた。

 大橋建一市長は「和歌山の未来を支える子どもたちに安全にすくすくと育ってほしいのが市民の願い。命を守る4社の取り組みに感謝したい」と述べた。

 石原君は「走るのが好きだけど、登校は端っこを歩きます」、平澤さんは「小学校は楽しみ。車に気を付けて学校に行きます」と話していた。

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