和歌山市の強力応援団「東京クローズド」発足

大橋市長を囲み、市観光発信人ら(都内で)
大橋市長を囲み、市観光発信人ら(都内で)

 和歌山の魅力や、あまり知られていないスポットなどを全国にPRしようと活動するまちおこしグループ「和歌山クローズド」(大西勝会長)が広がりを見せ、東京を拠点とする「東京クローズド」が発足。このほど東京都中央区で記念祝賀会が開かれ、「和歌山市観光発信人」を含め約50人が参加した。

 来年の和歌山クローズド10周年のプレイベントとして実施するもの。和歌山で活動していたメンバーの一部は、大阪や東京などに転勤し、各企業の本社や官公庁などで活躍。東京でもすでにOBが約10人となり、和歌山で出会った女性と結婚した人もいる。

 祝賀会には大橋建一市長も出席し、同市から委嘱を受ける市観光発信人6人も駆け付けた。

 そのうちの一人、元NHK和歌山放送局長の野真光さんは「集まった顔ぶれを見て、東京クローズドが和歌山市の強力な応援団であることを確信しました。このパワーを活用し、これからも和歌山市の魅力をPRしていければ」と抱負。新宮市出身のシンガー・ソングライター、丸山輝正さんの活動をPRした。

 クローズド事務局長を務め、東京支部発足にも尽力した木野十三さん(50)は「和歌山にご縁があり、知り合った方々が和歌山を去ってからも親交を温めることができるのは何よりもうれしい。一生の友達です。東京クローズドとしては、これからも他地域からの参加を含めて交流会を持ちたい」と話していた。

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