不審者ではなかった 中之島の訪問は家計調査

 和歌山市中之島で4月23日、国勢調査を装って個人情報を聞き出す女性の訪問があったとされた事案は、総務省が行っている家計調査による通常の訪問だったことが分かった。

 家計調査は、国民の家計収支の実態を把握し、国の経済・社会政策の基礎資料とするため、全国の約9000世帯を無作為に選び、収入や支出の状況、世帯の構成や職業、住居に関する事項などを調査する。調査員は、一般から特別職の地方公務員として知事が任命し、調査対象世帯を訪問する。5年に一度の国勢調査と異なり、継続的に実施されている。

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