お城の動物園で思い出を 記念撮影パネル設置
寄贈されたパネルと和歌山東RCの皆さん
お城の動物園に新しいスポットが誕生――。「こどもの日」の5日、和歌山市の和歌山公園動物園内に、和歌山東ロータリークラブ(村田昌之会長)から記念写真撮影用のパネルが寄贈され、除幕式が行われた。
子どもを連れた父母や祖父母をはじめ多くの市民が訪れる動物園を、子どもがもっと喜び、思い出を作れる場所にしようと寄贈が決定。同クラブの笹島良雄社会奉仕委員長らが動物園スタッフの声を聞き、それを実現する形となった。
寄贈されたパネルは、園内の童話園に設置された。「和歌山城お城の動物園」の文字と天守閣の写真、シカやクジャク、ペンギン、ポニーなど園内の動物たちのイラストが描かれ、パネルの下部には園内一の人気者、クマのベニーがゆったりと座る姿が彫刻されている。
「動物園に来て楽しめる記念になるもの」のお披露目と銘打って行われた除幕式。小雨が降るあいにくの天気ながら、関係者や一般来場者が新スポットの登場を喜び合った。
大橋建一市長は「子どもたちが心和ませ、命の大切さを学ぶ場所をサポートしていただき、感謝している」とあいさつ。村田会長は「お城の中の歴史ある素晴らしい動物園。子どもたちが歓声を上げて、家族ともどもこの場所で楽しんでくれることを期待している」と話していた。
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