2度目の防衛戦迫る 真道ゴーを応援

子どもボクシング教室の生徒と、うちわを手に真道選手㊧
子どもボクシング教室の生徒と、うちわを手に真道選手㊧

 25日に和歌山ビッグウエーブ(和歌山市手平)で開かれる、ボクシングWBC女子世界フライ級王者・真道ゴー選手(26)の2度目の防衛戦に向けて、旅行会社「エス・ティー・ワールド」和歌山業務センター(同市中)が応援の特製うちわ120枚を制作した。当日試合関係者に配り、使用してもらう。

 うちわは、真道選手のイメージカラーのショッキングピンクと黒を両面に印刷。真道さんをイメージしたサルのイラストがあしらわれ、「必勝! Go Shindo」の文字に真道選手の写真とサインがデザインされている。

 同社の鈴木崇応センター長(45)は「ごまかしの効かないボクシングの世界で、ハンデを抱えながら頑張る真道選手の生き方から学べるものは大きい。防衛戦もぜひ勝利してほしい」と期待。

 21日には完成したうちわが早速、真道選手の元に届けられ、真道選手は「自分自身の強い信念が持てたのも、リングに上がれるのも、和歌山の皆さんの温かい応援があったから。その気持ちを、どんな言葉よりもリングで戦う姿で返したい」と意気込んでいる。

 対戦相手のクレドペッチ・ルックムアンカン(タイ)との調印式は24日正午から市内のフォルテワジマで。防衛戦は25日午後0時半に始まる一連の試合のメーンマッチとなる。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧