5月31日は「世界禁煙デー」 和駅前で啓発
たばこの健康被害を伝える参加者
世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」の5月31日、たばこ問題を考える会・和歌山(畑中孝之代表世話人)は、JR和歌山駅前で街頭啓発活動を行い、駅利用者らにたばこの健康被害などを訴えた。
会員ら約15人が参加。「世界禁煙デーです」と駅利用者に呼び掛け、同会が掲げる、きれいな空気の飲食店を増やすキャンペーンの標語を記した救急ばんそうこう約2000個を配った。
畑中代表世話人(69)は「たばこは体に悪いし、お金が掛かり、人にも迷惑をかける。最初から吸わないのが一番。病気になってから後悔しても遅い。活動を通してたばこは体に悪いことを分かってもらいたい」と話していた。
世界禁煙デーに合わせ、世界各地でたばこによる健康被害を伝えたり、たばこの消費を減少させたりする運動が展開されている。WHOはことしの運動のテーマを「たばこの税を引き上げましょう」と掲げている。
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