地元小学生が初泳ぎ 加太海水浴場

一斉に海の中へと走る加太小学校の児童
一斉に海の中へと走る加太小学校の児童

 和歌山市内5つの海水浴場の中で一足早く、加太海水浴場は28日に海開きを迎える。27日には、加太観光協会(利光伸彦会長)が、海の安全を祈る「海開き神事」を同海水浴場で行い、地元の加太小学校(松下太校長)の児童が初泳ぎし、海水浴シーズンの訪れを告げた。

 神事は加太春日神社の井関摩美子宮司が執り行い、参列した関係者が玉串をささげた。その後、同校の4~6年の児童48人が初泳ぎ。

 この日は曇りで、泳ぎ始めた午前11時の加太・友ヶ島の気温は22・9度と涼しめ。児童は先生の合図で一斉に海へ走り出すと、「冷たーい!」と大はしゃぎ。同校6年の綿林杏さん(11)は「とても冷たかった。これからの夏が楽しみ」と笑顔を見せた。利光会長は「加太は天然の海水浴場で、昔から多くの人が利用し、思い出が詰まってる。ルールを守り安全に遊んでほしいですね」と話していた。

 市内の片男波海水浴場、磯の浦海水浴場、浪早ビーチ、浜の宮ビーチは、いずれも7月1日に海開きとなる。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧