Jに延長で惜敗 アルテリーヴォ
同点弾を決める永井(中央)
第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会の1回戦が5日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場であり、県代表のアルテリーヴォ和歌山(関西1部)は静岡県代表の藤枝MYFC(J3)と対戦。延長の末2―4で敗れ、初戦で姿を消した。
前半16分、17分と立て続けに失点したアルテリーヴォは31分、大西がPKを決めて1点差に詰め寄ると、後半26分には中央でパスを受けた永井が冷静に同点弾を沈め、試合を振り出しに戻した。
試合は同点のまま延長戦に突入。90分を戦い、疲れが見え始めたアルテリーヴォは、延長前半11分に勝ち越し点を許すと、後半にも追加点を献上。最後まで攻めの姿勢を見せたが、2回戦に駒を進めることはできなかった。
辻本監督は「集中力、体力面で力の差が出た。90分でチャンスはあったが勝ちきれなくて残念。選手たちがJのレベルを肌で感じられたことはよかった」と振り返った。
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