石橋体制の初戦は広島 トライアンズ

 バスケットボール男子NBLの和歌山トライアンズは13、14日、敵地の東広島総合運動公園体育館で広島ドラゴンフライズと対戦する。石橋貴俊HC(ヘッドコーチ)体制での初めての試合。

 トライアンズは現在、3勝11敗で西地区5位にあり、11連敗中と苦しい状態。対する広島は9勝7敗で同地区3位。過去の対戦成績は1勝1敗であるものの今季から参入している広島は試合ごとに勢いを増しており、平均失点が68・6点とリーグで最も低い。トライアンズは、広島の厳しいディフェンスを崩しながら得点を重ねていく必要がある。

 試合を前にした10日の公開練習では、石橋HCが選手に、オフェンスのフォーメーションを徹底的に叩きこんでいた。広島戦では2人プレーのスクリーンなどを積極的に使い、ディフェンスをほんろうしたいところ。

 トライアンズに途中加入したガード・堤啓士朗の初戦としても注目される。公開練習では、素早いドリブルでのカットインからノールックパスを繰り出し得点につなげるなど、観戦に訪れたブースターにも今後の活躍を期待させている。

オフェンスフォーメーションを選手に指導する石橋HC㊨

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思い切ったパスが魅力の堤選手(背番号7)

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