新生トライアンズがアイシンと対戦
バスケットボール男子NBLの和歌山トライアンズは21日、愛知県の西尾市総合体育館で、活動停止発表から再編成を経て新生チームとして初の公式戦に臨み、会場に集まったバスケファンに勇姿を見せた。
チームは、残留4選手と、この日に顔合わせしたという元つくばロボッツの5選手がベンチ入り。現在西地区1位のアイシンシーホース三河に立ち向かった。試合前には、窮地から復活した和歌山に対し、アイシン応援団から、和歌山コールのエールが送られた。昨季はアイシンに所属した嶋田基志選手の活躍にもアイシンブースター(ファン)から声援が送られるなど、会場は温かい雰囲気に包まれた。
試合は、ガードの堤啓史朗がゲームをコントロール。オフェンス面では、唯一の外国人選手になったポール・ビュートラックが積極的にシュートを狙い、前後半ともに3シュート3本の計6本を沈め、両チームトップの28得点で底力を見せつけた。
他にも、新加入の高島一貴が2シュート13本を放ち、約7割の9本を決め18得点を奪うなど、今後の試合にも期待感を持たせた。
対するアイシンは、ギャビン・エドワーズが24得点、金丸晃輔が22得点、喜多川修平が19得点と、素早いパスワークからのチームプレーで確実に得点を重ね、和歌山を突き放した。
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