県立5中学校で入試 競争率2・78倍

 平成27年度の県立中学校入試が24日、県内5校で一斉に始まった。県教育委員会によると、同日午前10時時点で、891人が受験し、5校の平均倍率は2・78倍となった。

 343人が受験し、倍率4・29倍と最も高かった向陽(和歌山市太田、にえ川恒弘校長)では、入試開始の1時間前から、保護者や先生と共に続々と受験生が学校前に集まった。それぞれ検査室に入り、試験官から問題用紙が配られると、緊張した面持ちで試験開始の合図を待っていた。

 初日は、全校共通の適性検査Ⅰ、各校独自の問題が出題される同検査Ⅱ、600字程度の作文の試験を行った。25日に面接があり、31日には本人宛に選考結果通知書が送られる。

 各校の受験状況(24日午前10時時点)は次の通り。
 古佐田丘(橋本市)受験者79人、倍率1・98倍▽桐蔭(和歌山市)271人、3・39倍▽日高高校付属(御坊市)69人、1・73倍▽田辺(田辺市)129人、1・61倍

問題用紙を配布する試験官(向陽)

問題用紙を配布する試験官(向陽)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧