献血バスの広報デザイン 市高・中垣さん

 県赤十字血液センターと和歌山くろしおライオンズクラブ(LC)は、市立和歌山高校デザイン表現科生の作品を使った献血バスの背面広報パネルを作製した。デザインは2年生の中垣碧さん(17)の作品が選ばれ、29日には同校で感謝状と表彰状の贈呈式が行われた。

 若い世代の人たちに献血に関心を持ってもらおうと、昨年11月、同科にデザインを依頼。選択科目の「ビジネスデザイン」を受講している2年生の24人が製作し、計28点の作品の中から学校側と両団体が作品を選んだ。

 パネルは縦60㌢、横180㌢の長方形。目にした人に、すぐに分かってもらえるようシンプルなパネルに仕上げ、キャッチコピーに「献血で助け愛!」と掲げた。週2回の授業の約8時間で完成させたという。

 中垣さんは「献血は、一人のおかげでいろんな人が助かる。これを機に献血にも協力したい」と話していた。

 作品28点は2月7日から28日まで、JR和歌山駅前献血ルームに展示される。午前9時半から午後6時まで。金曜休館。

パネルを手に中垣さん

パネルを手に中垣さん

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