和歌山の昔の絵はがき展 和大紀州研

 和歌浦や白浜、和歌山城の風景を写した昔の絵はがきが並ぶ企画展「Letters from Wakayama~和歌山からのたより~」が3月11日まで、和歌山市栄谷の和歌山大学紀州経済史文化史研究所(同大付属図書館3階)で開かれている。

 「博物館資料実習A」の受講生(3回生)が、博物館学芸員資格を取得するための授業の一環で毎年開いている展覧会。ことしは初めて企画段階から学生たちが手掛けた。

 展示しているのは同研究所が所蔵する絵はがきで、和歌浦42点、白浜20点、和歌山城4点の計66点。学生13人がそれぞれ関心のある資料について調査・研究し、解説文も自分たちで書いた。「戦前の風景を収めた絵はがきたちをご覧いただき、観光地の今と昔とを比べることで、今ある風景をより楽しんでいただければ」と来場を呼び掛けている。

 開館時間は午前10時半から午後4時まで。休館日は会期中の土日祝日と24日午後、25日、27日から3月5日まで。観覧無料。

 問い合わせは同研究所(℡073・457・7891)へ。

セピア色の絵はがきが並ぶ

セピア色の絵はがきが並ぶ

不老橋の近くに現在はない小屋が写っている絵はがき

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