異動規模は859人 和歌山市定期人事

 和歌山市は23日、4月1日付発令の平成27年度定期人事を発表した。尾花正啓市長の就任後初の人事で、異動規模は昨年より34人多い859人。昇任は240人で、うち班長級(企画員)以上の女性職員は22人となっている。

 組織改編では、政策調整機能を強化するため総務公室を「市長公室」と「総務局」に分けた他、市長のトップダウンの迅速化のために、市長公室に「政策調整課」を新設して職員9人を配置する。また、東京事務所を新設し、職員4人を配置する。異動後の職員数は、前年度より8人多い2991人。

 異動の級別内訳は、局長級9人(うち昇任5人)、部長級25人(同10人)、課長級59人(同24人)、副課長級75人(同29人)、主任班長級122人(同42人)、班長級201人(同58人)、一般368人(同72人)。退職者は26年度内退職が18人で、年度末の退職が101人。

 今人事の目玉の一つ、国や県との人事交流では、道路部長として国交省から職員1人を採用する他、観光や企業振興の部門で5人の職員を相互に交流させる。

 

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