町政の課題、13候補が訴え 紀美野町議選

 定数12に対して13人が立候補し、選挙戦が展開されている紀美野町議選は、26日の投開票へ全陣営がスパート。町を二分するような大きな争点はないものの、少子高齢化、過疎化や産業衰退といった課題が山積する中、街宣や演説でマイクを握る候補者たちの舌戦も一層の熱を帯びている。本紙では各候補者の主な訴えを紹介する(届け出順)。

 伊都堅仁候補(66)=無現④= 地方創生による経済、ものづくりの力で産業を活性化。地域再生を図っていきたい。
 美野勝男候補(75)=無現⑧= 農林業整備を地道に着実に。また、若者定住に町と一体となって知恵を出していく。
 仲尾元雄候補(67)=無現④= 力を合わせて紀美野創生。人口対策を中心に道路拡張、観光や産業発展に努めたい。
 美濃良和候補(64)=共現⑨= 高齢化で増加する交通弱者の対策を推進。また、仕事づくりや議会改革に取り組む。
 小椋孝一候補(60)=無現③= 生まれ、住んでよかったまちづくり。自然を生かしたまちおこしや観光も進めたい。
 南昭和候補(52)=無新= 「未来のために」がスローガン。人材の育成で先を見据えたまちづくりに力を入れる。
 七良浴光候補(65)=無現①= 災害に対してや子どもに安全安心のまちづくり。地域おこしのお手伝いもしたい。
 上柏睆亮候補(75)=無現①= 高齢者が安心し、若者が夢を持てるまちへ。鳥獣対策や産業の活性化にも取り組む。
 西口優候補(65)=無元③= 開かれた役場、行政をもっと身近でわかりやすく。また、議会報告も発行していく。
 町田富枝子候補(66)=公現①= 住民の声を行政に届けるのが使命。交通弱者対策、子育て支援の充実を図りたい。
 向井中洋二候補(53)=無現④= 過疎対策で特にUターンに力を注ぎたい。防災、高齢者福祉や教育環境充実も。
 田代哲郎候補(73)=共現②= 高齢者に寄り添うまちづくりや仕事の創出を実現させたい。地方から国に「ノー」。
 北道勝彦候補(69)=無現③= 住民の心をわが心として仕事。若者が住めるよう改革、田舎対策を進めていきたい。

初日の期日前投票
 期日前投票は、初日の22日は263人が済ませた。25日までの午前8時半~午後8時に役場本庁で受け付ける。

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