各地で13競技のリハーサル わかやま大会

 今秋開かれる「紀の国わかやま大会」(10月24~26日、第15回全国障害者スポーツ大会)のリハーサル大会が7日、県内各地で開かれた。個人6競技と団体7競技が行われ、総勢約1600人の選手が白熱した試合を繰り広げた。

 個人競技約600人、団体競技約1000人が出場。個人競技は県障害者スポーツ大会を兼ね、団体競技は本大会への近畿ブロック代表チーム予選会などを兼ねて行われた。

 海南市立総合体育館ではバレーボール競技(知的障害者の部)が行われ、県代表は兵庫県代表チームと交流戦を行い、いずれも敗戦した。

 男子、女子ともに2試合を実施。女子は1試合目にストレート負けしたが、2試合目1セットは序盤からサーブやスパイクでリズムをつくり、接戦の末26―24で先取。勢いを保ちたかったが、2、3セットは兵庫が終始リードを握り、セットカウント1―2で敗れた。

 男子は2試合ともにセットを奪えず、大会本番に課題を残した。

 那賀地区では紀の川市で団体4競技、岩出市で個人1競技と団体1競技を実施。岩出市の総合体育館ではバレーボール(聴覚障害者の部)が開かれ、男子4チーム、女子5チームが熱戦を展開した。

 県チームは交流戦に登場し、男女とも大阪市と対戦。勝利を目指し、チーム一丸で戦ったが、男子はセットカウント0―2、女子もセットカウント0―2のストレート負けを喫しいずれも勝利はならなかった。

スパイクを放つ県代表(知的)

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サーブにも気合が入る(聴覚)

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