9日まで第35回和歌山陶芸クラブ展
和歌山陶芸クラブの第35回記念展が9日まで、和歌山市のホテルアバローム紀の国ギャラリー龍門で開かれている。
同クラブは昭和53年に発足。陶芸教室としては和歌山では最も歴史があるという。
メンバーは教室で指導したり、窯を持ち作陶を楽しむ紀の川市やかつらぎ町などに住む8人。陶板や壺、花器などを多数出品し、会場では、古代文明を感じさせるような2㍍ほどの野焼きのトーテムポール風の共同作品が出迎えている。
他にも、ゴーヤをかたどった作品や無数の卵型のオブジェ、アフリカの花をイメージしたという奇妙な形の置き物など、独創的。熊野古道の中辺路を歩き、それぞれの王子社で見つけた草木の型を粘土にとった作品も並んでいる。
代表の小出恵子さんは「面白い作品が多く、仲間同士でも新鮮さがあります。今回は壁面に飾る作品にも力を入れているので、ぜひご来場ください」と話していた。
午前10時から午後6時(最終日は5時)まで。問い合わせは同所(℡073・436・1200)。
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