一足早く正月の器を やまたつで陶芸展

 「器と衣服・暮らし遊び展」が14日まで、和歌山市太田の陶芸館「やまたつ」で開かれている。

 店内には約30人の作家によるさまざまな器がずらり。お正月はもちろん、普段も活躍する縁起物をモチーフにした皿や、わんなどを展示販売している。

 来年の干支(えと)の申(さる)を題材に「見ざる・聞かざる・言わざる」を表した焼き物は、愛らしさたっぷり。毎年楽しみにしているファンも多く人気という。

 内側にミネラルを焼き込んだ、飲み物がまろやかになるという少し珍しいカップや、持ち手がぐにゃりと曲がった桜の木のスプーンも並ぶ。その他、デザインが斬新な一点物の衣類も多数そろえている。

 同店では「慌ただしくなる12月を前に、ひと足早くお正月の準備に足をお運びください」と呼び掛けている。

 午前10時半から午後6時まで。問い合わせは同店(℡073・474・1677)。

華やかな迎春用の器も

華やかな迎春用の器も

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