「創生」20周年写真展 19日まで北出島で
写真クラブ、写団「創生」(藤吉修忠代表)の20周年記念展が19日まで、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで開かれている。
県内に写真文化を広げようと、かつらぎ町の写真家・山中健次さんを講師に学ぶグループ。70代を中心とした会員9人の他、坂田稔顧問、山中さんがカラーやモノクロの風景やスナップなど約40点を出品している。
今回は20周年を記念し「ひかり」をテーマにしたコーナーも。夕日に照らされた船の光と影が美しい風景、若者の輝く笑顔など、それぞれの表現が並ぶ。
自由作品は、広川町のホタルの乱舞や雪の描画、自然界の生命力を写したものなど、視点もさまざま。
「写真は生活の一部。撮っていると心和む瞬間がたくさんあります」と藤吉代表(75)。「会の今後や未来への思いを込めて、『ひかり』をテーマにした作品も並べてみました。少しでも共感してもらい、写真を始める方が増えればうれしいです」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。19日午後3時からは山中さんによる公開講評もある。問い合わせは同所(℡073・425・3335)。
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