冬の交通安全運動スタート 北署に一日署長

 子どもと高齢者の交通事故防止などを掲げる「わかやま冬の交通安全運動」が1日から始まり、県内各所で啓発イベントが展開された。運動期間は10日までの10日間。

 和歌山北署(東山一樹署長)では、市民に一日警察署長を委嘱。和歌山大学がことし7月9日から10月12日までの100日間で行ったセーフティーラリー参加者から選ばれた観光学部3回生の繁藝ひな子さん(21)に、東山署長から委嘱状が手渡された。

 繁藝さんは、地元ののぞみ保育園の園児28人に、交通ルールを守るよう願いを込めた「こども免許証」を交付した他、パトロール出発式で警察車両を見送った。繁藝さんは「一人ひとりが交通ルールを守って事故に遭わないことを願います」と話していた。

 この日は、夕暮れ前に県庁前で県主催の同運動街頭啓発出発式も行われ、交通事故のない社会に向けて機運を高めた。

一日署長を委嘱された繁藝さん

一日署長を委嘱された繁藝さん

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