市民会館で初コンサート 星林高軽音楽部

9年前、ゼロからスタートした星林高校軽音楽部(和歌山市西浜、部員23人)が20日、市民会館の小ホールで初の演奏会を実現させた。

同部は9年前、当時生徒だった惣木美紀子さんが「軽音楽部をつくりたい」と同好会を立ち上げ、平成23年7月7日に念願のクラブ昇格を果たした。

演奏会は「夢は叶う」と題し、和歌山工業高校の軽音楽同好会、和歌山商業高校のせきぐちこうすけ君、関西を中心に活動するバンド「shule And christmas」と、同部が日頃お世話になっている人たちをゲストに迎えた。

第一部では同部が曲ごとにメンバー交代しながら、エルレガーデンの「虹」、西野カナの「トリセツ」など8曲を披露。それぞれ初体験のスポットライトに緊張しながら、夢の舞台で精いっぱい演奏した。

アコースティックギターを担当した仲尾涼真君(1年)は、「みんなで強く願っていた、大きいステージで演奏する夢を実現できた」とうれしそうだった。

演奏会は同部を活動初期から支えている市文化スポーツ振興財団(和歌の浦アート・キューブ)が主催。市、市教委が後援した。

ライトを浴びて演奏する生徒たち

ライトを浴びて演奏する生徒たち

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