縁起物「福笹」作り大忙し 十日えびす前に
えべっさんで商売繁盛の福を―。ことしの「十日えびす」(9~11日)が目前に迫り、和歌山市吉田の東の宮恵美須神社では、縁起物「福笹」などの準備に追われている。
一年の商売繁盛を願って神棚や店先に飾られる縁起物。約5000本の福笹の他、みの、熊手もそれぞれ約5000個を用意する。
7日、同神社には和歌山市産のササが届けられ、小判や俵、タイなどの飾りが手際よく取り付けられた。作業は11日の「残りえびす」まで続けられる。全ての縁起物には福引き券が付いており、ことしは旅行クーポン5万円分(特賞)などが当たる。
同神社の中野孝司代表役員は「ぜひ参拝してもらい、ことしもよい福を持って帰ってください」と話している。
期間中は、えびす神社の総本宮、島根県の美保神社から横山陽之宮司らを迎え、悪を斬って福を呼び込む「悪斬の舞」の披露もある。約40分の舞で、9日は午後5時、9時、10日は午前11時、午後5時、9時、11日は午前11時、午後3時からとなっている。
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