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増田さんら大賞　粉河雛通り絵手紙コンク

　紀の川市の「粉河とんまか雛（ひな）通り実行委員会」（児玉かよ子委員長）は１９日、商工会館で絵手紙コンクールの表彰式を行った。子供の部は増田有倭さん（和歌山県）、一般の部は小山ちよ子さん（大阪府）がそれぞれ大賞に選ばれた。

　コンクールは約６０カ所で飾っている雛人形を巡る「粉河とんまか雛通り」の一環。絵手紙を通して粉河のまちを知ってもらい、活性化につなげようと、昨年に続いて開いた。

　「春が来た」をテーマに作品を募り、北は北海道、南は沖縄、また台湾から計６１３通の応募があった。実行委などで審査し、両部門で大賞各１点、優秀賞各３点、特別賞各１０点などを選んだ。

　増田さんは手紙いっぱいにイチゴの絵を描き、「いちご大好き」と添えた。絵を通して子どもらしい元気が伝わる点が評価された。小山さんは粉河寺や桜を描き、「とんまかでことしも逢いたいお雛さまと粉河びと」と書いた。絵の味わいや文字とのバランスが高く評価された。

　児玉委員長は「本当にどの作品も素晴らしく、差はなかった。これからも絵手紙を描いて、来年もぜひ参加して」と述べ、受賞者に表彰状を贈った。２人の他、特別賞までの受賞者は次の皆さん。

　【子供の部】優秀賞＝児玉かなえ（和歌山県）、吉川雄翔（同）、西浦夏希（同）▽特別賞＝五十嵐尚斗（北海道）、高橋海大（同）、齊藤輝龍（和歌山県）、長谷川くうが（北海道）、川口陽菜（大阪府）、西野瑠人（和歌山県）、西山快斗（同）、辻本真由季（同）、廣橋昌依（同）、増田礼音（同）

　【一般の部】優秀賞＝平田佐智子（福岡県）、栗栖里美（広島県）、北村洋子（高知県）▽特別賞＝中川雅代（大阪府）、櫻木恵子（福岡県）、藤原節子（大阪府）、高浦弘子（同）、百田静子（高知県）、岩橋眞弓（和歌山県）、石松桂子（同）、覚道起佐子（同）、柴崎真知子（大阪府）、中辻君代（同）