城北小など最後の入学式 来年度の合併で

和歌山市の市立小学校53校で11日、入学式が行われ、約2800人の新1年生を迎えた。

鷺ノ森南ノ丁の城北小学校(梅本優子校長)には男子13人、女子8人の計21人が入学した。来年度から小中一貫校の伏虎小中学校に統合されるため、城北小としては最後の入学式となった。

式で梅本校長は「学校では優しさ、賢さ、たくましさ、3つの大切なことを勉強します。先生の言うことをしっかり聞いて、優しく、賢く、たくましい城北の子どもになってください」と新1年生に話した。

6年生の撫養英祐君(11)は「困ったこと、分からないことは何でも聞いてください。皆さんと一緒に遊んだり勉強したりすることを楽しみにしています」と在校生を代表してエールを送った。

新しい教室に入った1年生はそれぞれの名前が貼られた席に着いた。先生に名前を呼ばれると立ち上がって元気に「はい」と返事をし、これから始まる小学校生活に胸を膨らませていた。

在校生と手をつなぐ新入生

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