七つ道具の準備作業 高校生ら選管で体験

 22日公示、7月10日投開票の参院選を前に、県選挙管理委員会は17日、立候補者に交付する「七つ道具」をそろえ、和歌山市内の高校生14人が仕分け作業などの選挙事務の体験を行った。

 今回の参院選から選挙権が18歳以上となることを受けての企画。県立和歌山商業高校、市立和歌山高校、和歌山信愛高校の3年生を中心とする生徒らは、街頭演説用標旗、選挙運動員用腕章など七つ道具の使い方を学び、配布数量に間違いがないかを確認した。生徒らは、今まで知ることがなかった七つ道具を興味深そうに手に取っていた。この他、一般向けに配布する啓発グッズの詰め込み作業なども行った。

 参加した和歌山商高3年の久永恭平君(17)は「七つ道具の用意も大変で、運動員の腕章もたくさんで驚きました」と話していた。

七つ道具の数量を数える生徒

七つ道具の数量を数える生徒

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