B級は貴志V 和歌山市学童野球

 第47回和歌山市軟式野球連盟学童部選手権・第24回きのくに信用金庫杯争奪大会は19日、市民球場でA、B級の決勝が行われ、B級は貴志が12―0で藤戸台に圧勝した。後藤の本塁打で先制した貴志は、4回2死から一気に5点を挙げるなど、終盤猛打が爆発、5回コールドで栄冠を手にした。引き続き行われたA級は四箇郷と貴志が激突、四箇郷・堀内、貴志・貴志の力投が注目されたが、降雨のため、3回途中で中断、そのままノーゲームとなり、26日午前9時から北島球場A面での再戦が決まった。

 ◇B級決勝

貴志 0 1 1 5 5 12
藤戸台 0 0 0 0 0 0

(5回コールド)

 A級に先立ちプレーボールとなったB級決勝は、貴志・栗谷、藤戸台・田村の小気味よい投球がさえ、引き締まった序盤戦となった。先制したのは貴志で、2回、後藤の中堅へ打ち返す本塁打が飛び出し、攻撃のリズムをつかむと3回にも、相手守備陣の乱れを突き、1点を加えた。

 4回には2死1塁から、打線が奮起、栗谷の中越え3塁打などで5点を加え、大きくリードを広げた。5回には1死満塁から栗谷、橘が連続適時打を放ち、さらに5点を追加。守っては栗谷が、走者を出しながらも要所を締め、5回を完封した。

 B級の試合途中から、降り出した雨の具合を見ながらA級の決勝が幕を開けた。先発のマウンドを任された貴志・貴志、四箇郷・堀内はともに丁寧な投球で、アウトを重ね、早く得点がほしい打線をほんろうし、両チーム無安打のまま、3回表を終了したところで、一時中断。雨の勢いは衰えず、水が浮き始めたグラウンド状態を確かめ、中止を決定。 A級の試合はノーゲームとし、26日午前9時から北島球場A面で再試合。B、C級も含めた総合閉会式は、試合終了後の午前11時からと決まった。

2回、先制の本塁打を放った後藤選手(貴志)

2回、先制の本塁打を放った後藤選手(貴志)

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