和歌山大空襲から71年 慰霊祭や戦跡巡り
和歌山大空襲から71年を迎えた9日、和歌山市内各地で慰霊や不戦の集いが開かれ、和歌山ウォーキングクラブは、市内の空襲戦跡を巡り、15人が平和への祈りをささげた。
昭和20年7月9日深夜、米軍が焼夷弾の雨を降らせ、1200人以上の犠牲者が出た和歌山大空襲。参加者は、多くの遺体が運び込まれた安楽寺(中之島)や、身元不明遺体を火葬したという石碑が残る西光寺(西大工町)、市堀川で亡くなった人々を慰霊する中橋地蔵尊(福町)などを巡った。
同クラブの上野幹生事務局長(61)は「71年前のことを風化させたくないと強く感じました」と話していた。
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