海南、乱打の延長戦制す 高校野球3日目

第98回全国高校野球選手権和歌山大会は大会3日目の15日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で1回戦2試合と2回戦1試合があり、第3試合(2回戦)で海南が田辺工を延長の末に8―6で破り、3回戦一番乗りを決めた。

3日目
◇2回戦
第3試合

海南 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 4 8
田辺工 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 2 6

(延長11回)

〔海〕森、永川―山本〔田〕大和、田上―栗山▽本塁打=大和(田)▽3塁打=小泉、岡川(海)▽2塁打=平林、岡川2(海)小田(田)

海南は初回、2死満塁と攻め、岡川の適時打で先制。続く2回には平林の中越え2塁打で加点した。試合は2―2の同点で延長戦に突入。10回表、2死1塁の場面で岡川が左中間を破る3塁打を放ち勝ち越しに成功。さらに吉田の左前打で加点した。その裏に再び同点とされ、迎えた延長11回表、永川の安打を皮切りに4安打を集め、4点を奪った。 投げては森、永川が継投。11回裏には2点差にまで追いつかれたが、後続を打ち取りリードを死守した。

森本監督は「選手たちがよく頑張ってくれた。守備を修正し、次の試合も頑張りたい」と話した。

10回表、左前に適時打を放つ吉田

10回表、左前に適時打を放つ吉田

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