海南シード中津破り8強 高校野球8日目

 第98回全国高校野球選手権和歌山大会は大会8日目の21日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で2回戦1試合と3回戦2試合があり、第2試合で海南がシードの日高中津を6―2で下した。準々決勝への進出は5年ぶり37回目(統合した大成高校の10回含む)となる。

 ◇3回戦

 第2試合

海南 1 0 0 0 1 0 1 3 0 6
日高中津 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2

 〔海〕森―山本〔日〕原、宮井、岡―菅野▽2塁打=小泉2(海)仲(日)
 海南は初回、2死から四球と盗塁で得点圏に進むと、小泉の右越え2塁打で幸先よく先制。同点で迎えた7回に、岡川の適時打で勝ち越し、8回には小泉、永井、岡川の連続適時打でリードを4点に広げた。

 投げては先発の森が走者を背負いながらも粘りの投球。148球の力投で、2失点と完投した。

 森本監督は「森がコントロールよく投げてくれた。初戦のつもりで次も頑張りたい」と話していた。

 第3試合

箕島 4 0 1 3 0 1 1 10
南部龍神 0 0 0 0 0 1 0 1

    (7回コールド)

 〔箕〕福居、濱―田中脩〔南〕正賀―鈴木海▽3塁打=高尾(箕)▽2塁打=滝本、松尾(箕)菱谷(南)

8回、追加点となる適時打を放つ永井

8回、追加点となる適時打を放つ永井

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