防災ジュニアリーダー養成 中学生が講座

岩出市中迫の那賀消防組合防災センターで9、10の両日、平成28年度市防災ジュニアリーダー育成講座が開かれ、市内の中学生37人が防災に関する知識や技術を修得した。

災害対応能力を身に付け、責任感や連帯感を養い、学校や地域で防災の啓発、指導ができるジュニアリーダーを育成することが目的。さまざまな講習や体験に取り組んだ。

9日は、防災体験として、消火や煙避難体験、地震体験、救助袋を使った訓練などを実施した。

消火体験では、訓練用の水が入った消火器を使用。安全ピンを抜き、ホースを対象に向けた状態でレバーを握って放水した。救助袋体験は、約8㍍の高さから地上に降ろした救助袋の中を降下。職員の指示を注意深く聞きながら、慎重に取り組んでいた。地震体験は震度7の揺れを体感し、煙避難体験はガーゼを鼻と口に当て、姿勢を低くして煙が充満した建物内を避難した。

10日は普通救命講習や救助訓練に取り組み、全ての講座を終えた生徒に修了証書が授与された。

消火体験に取り組む生徒

消火体験に取り組む生徒

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