審議会が長計基本構想案を答申 和歌山市
平成29~38年度の和歌山市のまちづくりの方向性を示す「第5次市長期総合計画」について、同計画審議会の足立基浩会長(和歌山大学経済学部長)らは24日、昨年9月から4回の会議でまとめた基本構想案を尾花正啓市長に答申した。
答申では、急激な人口減少や少子高齢化に歯止めをかけるため、安全・安心で住みやすい社会を実現することや、地域が元気であるために雇用面などの産業基盤の強化、市内の自然など観光資源を生かしたまちづくりを進めるなどの方向性が示された。
今後、市当局は9月定例市議会に基本構想案を上程。可決されれば、より詳細な内容の長期総合計画基本計画の策定に向け、審議会で議論が続けられる。
足立会長は「市民目線の各専門家の委員の皆さんで審議している。基本計画の策定も、元気な和歌山市の実現のために取り組みたい」と話していた。
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