馬と友達になろう 和大付でJRA出張授業

 馬と触れ合うことを通じて命の大切さを学ぶ出張授業「馬はともだち サラブレッドと親しもう」が17日、和歌山市吹上の和歌山大学付属小学校で開かれ、3・4年生約100人がサラブレッドなどに親しんだ。

 朝日学生新聞社と日本中央競馬会(JRA)が主催。平成26年から全国で実施しており、県内では初めて。

 児童らはJRA馬事振興課の松本博幸課長から馬の生態や人と馬のつながりなどについて説明を受けた後、運動場で馬と実際に触れ合い、体の特徴などを学んだ。

 運動場には、阪神競馬場(兵庫県)から、サラブレッド、ミニチュアホース、ポニーの3頭が集結。講師が元競走馬のサラブレッド「カイシュウコロンボ」に乗ってさまざまな走り方を披露した後、児童らは4班に分かれて3頭の体に触っていた。

 ミニチュアホースに触った3年の山際愛花さん(9)は「毛がふわふわでとってもかわいかったです」と笑顔。同競馬場の野祐司業務課長は「馬を近くで見ることは少ないので、貴重な機会になったのではないか」と話した。

サラブレッドと触れ合う児童ら

サラブレッドと触れ合う児童ら

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