ベニー園長仕事納め お城の動物園で冬眠
官公庁などを中心に仕事納めを迎えた28日、和歌山市の和歌山公園動物園の園長で、ツキノワグマのベニー(推定23歳、雌)も、1年の仕事の疲れを癒やすために冬眠に入った。期間は来年3月中旬までを予定している。
熊舎内には、発泡スチロールとわらで、高さ30㌢ほどの冬眠用ベッドを用意。舎の扉が開けられると、ベニーはゆっくりと寝床に向かい、体を休めた。冬眠中は、2日に1回程度、パンや卵などの餌を食べて冬を越すという。
市和歌山城整備企画課の中島悠主事(25)は「ゆっくり休んで、また、春に園長として元気な姿を見せてほしいですね」と話していた。
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