海南市特産「しもつみかん」 出荷開始キャンペ

海南市の地域ブランド「しもつみかん」の「蔵出し(貯蔵)みかん」が出荷時期を迎え、ブランドPRと消費拡大を目指し、15日、同市重根のJAながみねファーマーズマーケット「とれたて広場」で「しもつみかんキャンペーン隊結団式」が行われた。

キャンペーンは生産者、JAながみね、海草振興局、同市でつくる地域ブランド推進連絡会議(岡畑浩二会長)が実施主体となり、出荷先で販売促進活動や表敬訪問に取り組む。
式には同会議関係者やキャンペーンに花を添える平安衣装をまとった女性2人とキャラクター「紀伊国屋ぶんちゃん」が出席した。

神出政巳市長、JAながみねの次本圭吾代表理事組合長があいさつした後、岡畑会長が「約1カ月間、全国各地の主要出荷先を訪れ、地域ブランドに認められたしもつみかんのおいしさ、素晴らしさをより多くの人に伝えられるよう頑張る。生産者が丹精込めて作った蔵出しみかんを味わっていただき、しもつみかんファンを増やしていく」と決意表明し、ブランド発展に士気を高めた。

その後、さっそく同店で販促活動を行い、来店者に蔵出しみかんを渡した。

キャンペーンは2月8日まで。同JAによると今季の出荷は約4000㌧を見込んでおり、京阪神や首都圏、北陸などに出荷。キャンペーン中は各地の中央卸売市場や量販店、市役所などを訪れ、活動を展開していく。

地域ブランドの全国PRへ決意を述べる岡畑会長

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