優勝旗の奪還を 和歌山チームが壮行会

19日に和歌山市で開催される第16回県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会を前に8日、和歌山市七番丁の市役所で、市選手団結団壮行会が行われ、選手や監督らが2年ぶりの総合優勝(前回準優勝)を目指して、健闘を誓い合った。

昨年12月末、選ばれた約40人の選手が合同練習を開始。ことし1月上旬の選考会で、大会に出場する代表1チームとオープン2チームで出場する小学生男女14人、中学生男女22人に絞られた。式では、団長を務める尾花正啓市長が「日頃の練習の成果を出すと、おのずと一人ひとりにタスキがつながるので、頑張ってください」とエールを送った。

選手宣誓では、小久保星音男子主将が「代表もオープンも総力があり士気の高いチームを組むことができました」、鹿嶋仁渚女子主将が、「感謝の気持ちを忘れず、最後まで全力でタスキをつなぎ、優勝旗奪還を目指します」と力強く述べた。

戦力面では、1月の都道府県駅伝に男子1人女子2人が代表選抜、同月末の長距離選手権で、男子5人女子3人が大会新記録を出すなど、高い能力の選手らが選ばれた。指揮6年目となる和中嘉弘監督(65)は、「選手の力は十分にあるので、大会当日まで、けがをしないようにコンディションを高めていきたい」と話していた。出場選手と所属学校は次の通り。

【小学生】
男子=亀岡良悟(高松6)、井関翔真(野崎5)、小林洋太(広瀬6)、重根大偉(名草6)、鈴木悠斗(楠見西6)、加藤伊織(有功東6)、福島直樹(楠見5)▽女子=奥田奈帆(和歌浦6)、辻之内玲華(安原5)、須佐奈菜子(浜宮6)、福岡愛佳莉(同5)、山野碧芭(雄湊5)、清水妃愛(和大付属6)、坂本実南(藤戸台5)

【中学生】
男子=小久保星音(西脇3)、金丸雅史(貴志中3)、上北阿槻(西脇2)、山﨑寛太(有功3)、安東怜音(西脇2)、井関裕真(河北1)、松原良樹(西脇2)、向井空海(同) 田端千紘(桐蔭3)、小林大輝(城東2)、南昭太朗(河西3)▽女子=鹿嶋仁渚(明和3)、嶝口実咲(紀伊1)、古田愛弥(明和2)、宮田遥(河北1)、森田帆南(近大和1)、地主捺紀(明和2)、濱田あかり(日進3)、硲愛華(城東2)、山内桃花(日進2)、福岡真悠莉(明和3)、田中芙美(和大付2)

優勝目指し拳に力を込める選手や関係者ら

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