個性豊かな洋画並ぶ 四季の会が作品展
洋画グループ「四季の会」の第14回展が27日まで、和歌山市の県民文化会館で開かれている。
2年に1度の展覧会で、指導する同市の洋画家・中森順一さんと14人の教室生が油彩や水彩約45点を出品。会員には市展や県展をはじめ、全国公募展でも高い評価を受けるメンバーが多数在籍している。
巨大なサボテンや古代壁画などを題材にしたもの、大木の根に焦点を当てた力強い作品、山並みが精緻に描かれた風景など多彩。水たまりを描いた写実的な作品に「私たちの姿も映りそう」と見入る来場者もいた。
会員で、楽園をテーマに描く中本礼子さん(67)は「立派な方が多い中、まだまだ未熟ですが、これからも想像の世界を楽しく描いていきたいです」と話していた。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同館(℡073・436・1331)。
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