例年並みの異動規模1332人 県4月人事

 県は22日、4月1日付発令の職員の人事異動を発表した。部長級は、危機管理監に藤川崇危機管理局長、商工観光労働部長に山西毅治観光局長が就任するなど、昇任15人を含む17人。異動規模は、振興局の組織改正のためにやや大規模だった前年度(1505人)より173人減の1332人だが、昇任は4人多い307人で、うち女性は41人となっている。

 級別の異動規模は、次長級44人(うち昇任36人)▽課長級231人(同78人)▽課長補佐級440人(同98人)▽係長級325人(同80人)▽一般職275人――。

 平成28年度末の退職者は117人で、うち定年退職は95人。退職手当の総額は24億7565万円(1人当たり平均2171万円、定年退職者平均2326万円)となっている。

 組織改正では、平成31年に県内で初開催される全国健康福祉祭(ねんりんピック)に向けた体制強化のため、福祉保健部にねんりんピック担当参事を配置し、長寿社会課に「ねんりんピック推進室」を新設する他、県立医科大学薬学部設置に向けた体制強化のため、医務課に「公立大学法人室」を設置するなどとなっている。

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