県の観光PR きのくにフレンズ3人委嘱

 県内外のイベントなどで、県の魅力を発信する県観光キャンペーンスタッフ「きのくにフレンズ」の平成29年度委嘱式が3日、県庁で行われ、県出身の大学生3人に仁坂吉伸知事から委嘱状が手渡された。

 委嘱を受けたのは、串本町出身で和歌山大学観光学部2回生の泉妃名子さん(19)、和歌山市出身で同大教育学部3回生の崎濱木実さん(20)、同市出身で関西学院大学文学部2回生の中屋藍さん(19)の3人。

 きのくにフレンズの募集は昭和58年度から始まり、本年度で34回目。県内在住か出身の18歳以上を対象に募集し、今回は22人が応募した。任期は来年3月31日までの1年間。期間中は、さまざまな行事への参加やマスコミ出演などを通じて、観光を中心に県の魅力をPRする。

 委嘱式で3人は活動に対する抱負を述べ、泉さんは「好きな英語を生かし、観光地の魅力だけでなく人柄の良さも伝えたい」、崎濱さんは「将来は小学校で地域学習に取り組みたいと考えており、和歌山の良さを発信する良い機会にしたい」、中屋さんは「和歌山への大きな愛を胸に、県の魅力を余すことなく伝えたい」と話した。

 仁坂知事は「全力を挙げて頑張ってください」と3人の活躍に期待を寄せた。

委嘱状を手に(左から)中屋さん、崎濱さん、泉さん、仁坂知事

委嘱状を手に(左から)中屋さん、崎濱さん、泉さん、仁坂知事

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