校舎移転後初の入校式 県消防学校に54人
和歌山市のコスモパーク加太内の県消防学校で11日、移転後初の入校式が行われ、県内15消防本部で採用された初任教育第41期生54人が、高い志を胸に消防士の人生をスタートさせた。
式辞で森本修司校長は「訓練は苦しく、つらいこともあると思うが、初心を忘れることなく日々精進してください」と期待を寄せた。入校生を代表して、高原朋也消防士(25)=日高広域消防=は「学生としての責務を深く自覚し、校則を守り勉学に専念することを誓います」と宣誓した。
入校生らはことし9月28日までの6カ月間、同校で消防や救助活動、各種法律の基礎知識を学んだ後、10月1日に各消防本部の現場に配属される。
小学生のころから消防士に憧れて目指したという閑者(かんじゃ)高弘消防士(18)=伊都消防=は「どんな状況でも自分自身の心を強く持てる消防士を目指します」と話していた。
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