労働格差の是正訴え 連合和歌山メーデー
連合和歌山(小林茂会長)主催の「第88回メーデー県中央集会」が4月30日、和歌山市の和歌山城砂の丸広場で開かれ、労働環境の改善などを求めて組合員らがデモ行進や式典を行った。
城周辺でのデモ行進には約500人が参加し、「賃金上げて」などのプラカードを手に、組合員らは列を組んで歩き「労働規制の緩和をゆるさないぞ!」「安心できる社会保障制度をつくれ!」など、7項目のシュプレヒコールを一斉に叫んだ。
中央式典で小林会長は「非正規労働者が雇用者総数の4割に迫り、年収200万円未満のワーキングプアが1000万人を超え、格差の拡大と雇用の不安定化は深刻」と労働者の現状を紹介し、格差是正を訴えた。
砂の丸広場では、各種模擬店、労働相談コーナーなどが設けられ、各種ステージ、プラカードの表彰も行われた。
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