砂浜に映える淡い紫 片男波のハマヒルガオ
和歌山市和歌浦南の片男波公園で、海岸に沿って咲くハマヒルガオが見ごろを迎えている。
ヒルガオ科の多年草で、海岸に生える海浜植物。同公園でも海岸近くの植え込みの砂の上に、はうように分布し初夏の潮風に揺れている。万葉集では「容花(かほばな)」として恋の歌に詠まれている花でもある。
花はヒルガオとよく似ているが、ヒルガオが淡いピンクなのに対してハマヒルガオは淡い赤紫色。開き始める早朝には、海岸の植え込みが赤紫の花でいっぱいになる。
花が楽しめるのは6月上旬ごろまで。和歌公園管理事務所は「潮風を感じながら、万葉の昔から詠まれている花を見てもらえたら」と来園を呼び掛けている。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 県内公立小中335校で 全国学力テスト(04/19/2024)
- 車いすファッションショー 21日ビッグ愛(04/19/2024)
- 復興願い見舞金 台湾地震で県議会親善議連(04/18/2024)
- 韓国チャーター便再び 白浜空港に6往復(04/18/2024)
- 県窓口への義援金5000万円 能登半島地震(04/18/2024)