願い事を夜空に 県博で園児ら七夕ササ飾り

7月7日の七夕を前に、和歌山市吹上の県立博物館で15日、ササを飾り付けるイベントがあり、近隣の市立岡山幼稚園(岡本史園長)の園児たちが短冊に願い事を託した。

同館は七夕の日にプレオープンしたことなどにちなみ、七夕に関する行事を毎年開催。ササ飾りは同園協力のもと、約20年続いている。

この日は、年少から年長までの87人が、願い事をしたためた短冊の他、色紙やストローなどで作った天の川や織り姫とひこ星などの飾り物を、同館のスタッフらと一緒にササに結び付けた。

短冊には「おかあさんみたいになれますように」「さかあがりができるようになりたい」など思い思いの願いを込め、みんなの願いがかなうよう「きらきら星」「たなばたさま」を元気よく歌った。

村木美音ちゃん(5)は「いっぱい遊びたいから、長生きできますように、ってお願いした。お星さまも作った」と笑顔で話していた。

ササは7日まで同館エントランススペースに展示。同館では2日午後1時から、無料の茶会やコンサートを交えた「七夕まつり」を開く。来館者もササ飾りに願い事が書けるコーナーを設けており、気軽な参加を呼び掛けている。

ササに飾り付けをする園児たち

ササに飾り付けをする園児たち

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